早稲田松代塾:ジュニア「ラッタッタ」
中山間地の松代は自然豊かな地域であり、そこで育った子供達は素直でのんびり伸び伸びしています。松代には民間の学習塾はありません。一方、松代高校は松代中学校の進学校として地域で一体となって発展してきましたが、平成9年ほくほく線が開通したのを機に、離れた地域からも松代高校に通えるようになり、今では26校もの中学校の出身者で成り立っています。それに伴って松代高校の学力の偏差値も上がってきたため、松代の子供達にも学習塾のようなものが必要なのではないか、との思いから平成24年度に開講したのが、この早稲田松代塾:ジュニア「ラッタッタ」です。
この塾は、松代小学5,6年生と松代中学1,2,3年生を対象に、夏休み中の10日間、小学生については算数と国語、中学生については数学と英語の基本教科を教えています。この塾の最大の特長は、先生役として早大生が指導に当たっていることです。前半後半の各5日間にそれぞれ約15名、延べ約30名の早大生が熱心に子供達を教えています。この先生役は、長年松代で地域起こしのボランティア活動に取り組んでいる早大生「まつだい早稲田じょんのびクラブ」のメンバーが中心となって一般募集の早大生を含めて構成しています。また、毎回10名前後の松代高校生も早大生を補助してくれています。このように、学生達が子供達のお兄さんやお姉さんのような関係で親しく接しながら教えることは、通常の学校や民間の学習塾ではできない学習環境であり、大きな教育効果がもたらされています。また、この塾では、学力を向上させることを第一の目的とはせず、まずは楽しく学ぶこと、勉強の面白さを体験させることに重点を置いています。このような学習方法が、間接的に子供達の学習意欲を増すことに効果が期待できるのです。
また、勉強を離れた面でも、この期間中いろいろな行事を通して子供達と高校生、大学生、更には地元の人達との交流が盛んに行われており、大学生にとってもまたとない貴重な体験となっています。このようにこの塾は、多層的な年齢層が同時に関わる余り例を見ないプロジェクトとなっており、新しい試みとして今後大いに発展させていきたいと思っています。
2019年(2019年8月5-17日)
2018年(2018年8月4-19日)
2017年(2017年8月8-18日)
2016年(2016年8月8-20日)
2015年(2015年8月10-21日)
2014年(2014年8月11-22日)
2013年(2013年8月12-23日)
2012年(2012年8月8-24日)

